よくあるご質問

お客様からよく頂くご質問や金封に関することをまとめました。

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金封とはなんですか?

金封とは、冠婚葬祭の際に用いられるお金を包むための和紙などの紙でできた包みのことです。金封の中でも結婚や出産、入園・入学といったお祝いの際に用いられるものは「祝儀袋」と呼ばれ、通夜や葬式、法要の際に用いられるものは「不祝儀袋」や「香典袋」と呼ばれたりします。

慶事(けいじ)、弔事(ちょうじ)とはなんですか?

慶事とは、結婚や出産などのお祝いごとのことをいいます。弔事とは、人が亡くなることやお葬式などのお悔やみごとのことをいいます。

のし袋とはなんですか?

のし袋の「のし」とは、お祝いの品を贈る際に付けられる「熨斗(のし)」という飾りのことを指します。ゆえに「のし袋」とは熨斗が付いた袋、祝儀袋のことを指しますが、お金を包む袋(金封)全般を「のし袋」と呼ぶこともあります。

熨斗(のし)とはなんですか?

熨斗とは祝儀袋の右上に付いている飾りのことです。熨斗は、アワビを干して薄くした「のしあわび」が由来とされています。アワビは長寿の縁起物とされていたため、相手の繁栄を祈るといった意味合いから、お祝いの品を贈る際に付けられてきました。

ベーシックな水引付き金封(祝儀袋/不祝儀袋)とはなんですか?

このサイトでは、白色を基調とした昔ながらの水引付き金封のことを「ベーシックな水引付き金封(祝儀袋/不祝儀袋)」と記しています。

試し書きシートとはなんですか?

試し書きシートとは、氏名を書く前に文字のバランスや墨のにじみ具合を確認、練習するためのものです。使い方は、各メーカーの使い方をご確認ください。

外包みの折り方を教えてください。(東京折・多当折)

折り方は下記イラストをご参照ください。
東京折、多当タイプの金封をお使いになる際は裏面の折り方にご注意ください。祝儀袋・お見舞いの場合は「受け折」、不祝儀袋の場合は「流し折」となるように折ります。
水引がある場合は、最後に水引を取り付けます。あわじ結びの場合は水引の端が上に向くように、蝶結びの場合は水引の端が下に向くように取り付けます。

外包みの折り方を教えてください。(大阪折)

折り方は下記イラストをご参照ください。イラストでは祝儀袋を用いていますが、不祝儀袋も同じ折り方です。
大阪折は東京折や多当タイプのように裏面に上下の折り返しがないため、慶事弔事で折り方に関して特段の注意は必要ありません。
水引がある場合は最後に水引を取り付けます。あわじ結びの場合は水引の端が上に向くように取り付けます。

表書きや氏名はボールペンで書いてもいいですか?

外包み(短冊)、中袋ともに表書きや氏名は筆もしくは筆ペンで書くことが一般的ですので、万年筆やボールペンではなく筆もしくは筆ペンをお使いになって書くことをおすすめします。

表書きや氏名は、外包みに直接書いてもいいですか?

表書きや氏名は、外包みに直接書いても問題ありません。外包みに直接お書きになる場合は、表書きや氏名が水引にかからないように書き始めの位置にご注意ください。また、金封は和紙でできているため、筆もしくは筆ペンで書く場合、墨がにじみやすくなっています。別の紙で筆先をならして墨の濃さを調整したり、墨のにじみ具合を確認してから書くことをおすすめします。

封筒タイプの印刷金封の場合、表書きや氏名はどのように書いたらいいですか?

封筒タイプの印刷金封で水引の絵柄があるものをお使いになる場合は、表面の水引より上側に贈る名目(表書き)を、水引より下側に差出人の氏名を書きます。

名前や会社名にアルファベットがある場合はどのように書いたらいいですか?

名前や会社名のアルファベットの書き方に関して明確な決まりはないようです。受け取る相手の読みやすさを考慮したうえで①アルファベットのまま縦書きで書くか、②読み方をカタカナにして縦書きで書くかのどちらかで書くことが一般的なようです。

袱紗は何色を使ったらいいですか?

袱紗の色は、結婚や出産、入園・入学といった慶事の際には赤やピンク、オレンジといった暖色のものを、通夜や葬式・法要といった弔事の際には紺や緑、グレーといった寒色のものを用いることが一般的です。男性女性ともに紫色、男性の場合は紺色、女性の場合はえんじ色なら慶事弔事ともに使うことができるといわれています。

お見舞いの際には慶事用のもの、もしくは紫色のものを用いることが一般的ですが、結婚のお祝いを包む際に用いるような華やかなものは避けた方がよいでしょう。

遠方の方へ送りたい場合はどうすればいいですか?

現金を送る場合は、現金書留で送りましょう。現金書留の送り方については、お近くの郵便局でご確認ください。

結婚お祝い

結婚のお祝いにはどのような祝儀袋を使えばいいですか?

結婚のお祝いを包む祝儀袋には、ベーシックな祝儀袋とファンシー金封と呼ばれるものがあります。ベーシックな祝儀袋をお使いになる場合は、右上に熨斗の付いている水引が金銀で「あわじ結び」もしくは「結び切り」のものをお選びください。また祝儀袋は包む金額に応じてサイズを大きくしたり、装飾を豪華にすることが一般的です。贈る相手の方との関係性を考慮したうえで、包む金額に見合った祝儀袋をお選びください。

結婚のお祝いを包む祝儀袋に関して詳しくはこちらをご覧ください。▶︎結婚お祝い 祝儀袋の説明・選び方

結婚のお祝いの表書きはなんて書いたらいいですか?

結婚のお祝いの場合は「寿」もしくは旧字体の「壽」、「御結婚御祝」の表書きがよく用いられています。

結婚式のお車代にはどのようなものを使えばいいですか?

結婚式のお車代を包む金封は、贈る相手の方との関係性や包む金額に応じて水引付きの祝儀袋と印刷金封、ポチ袋を使い分けることが一般的なようです。水引は「あわじ結び」もしくは「結び切り」のものを用います。 表書きは水引より上側に「御車代」もしくは「御車料」と書き、水引よりも下側に両家の苗字を書くことが一般的です。

一般お祝い

結婚以外のお祝いにはどのような祝儀袋を使えばいいですか?

結婚以外のお祝いを包む際にベーシックな水引付きの祝儀袋をお使いになる場合は、右上に熨斗の付いている、水引の色が赤白で「あわじ結び」もしくは「蝶結び」のものを用いることが一般的です。ベーシックな水引付きの祝儀袋以外にも使用シーンに応じた表書きや絵柄が印刷された祝儀袋も多く市販されています。贈る相手の方との関係性を考慮したうえで使用シーンや包む金額に合った祝儀袋をお選びください。

結婚以外のお祝いを包む祝儀袋に関して詳しくはこちらをご覧ください。▶︎一般お祝い 祝儀袋の種類・説明・選び方

お祝いの表書きはなんて書いたらいいですか?

お祝いの表書きは、使用シーンによってさまざまです。詳しくはこちらをご覧ください。▶︎一般お祝い 表書きの書き方・選び方

お宮参りや七五三などの神社仏閣へのお礼を包む際にはどのようなものを使えばいいですか?

神社、お寺ともにお礼を包む際には、白無地の金封か、赤白の「あわじ結び」もしくは「蝶結び」の水引が付いた祝儀袋を用いることが一般的なようです。差出人氏名のところには祈祷を受ける子供の氏名を書きます。表書きは神社とお寺では異なり、神社・神職への場合は「御初穂料」もしくは「御玉串料」、お寺・僧侶への場合は「御布施」もしくは「御祈祷料」と書くことが一般的なようです。

厄除けの神社仏閣へのお礼を包む際にはどのようなものを使えばいいですか?

神社、お寺ともにお礼を包む際には、白無地の金封か、赤白の「あわじ結び」もしくは「蝶結び」の水引がついた祝儀袋を用いることが一般的なようです。差出人氏名のところには祈祷を受ける本人の氏名を書きます。表書きは神社とお寺では異なり、神社・神職への場合は「御初穂料」もしくは「御玉串料」、お寺・僧侶への場合は「御布施」もしくは「御祈祷料」と書くことが一般的なようです。

地鎮祭や上棟式の神職や工事関係者へのお礼を包む際にはどのようなものを使えばいいですか?

地鎮祭や上棟式のお礼を包む際には、赤白の「あわじ結び」もしくは「蝶結び」の水引がついた祝儀袋を用いることが一般的なようです。表書きは、神職への場合は「御初穂料」「御玉串料」もしくは「御祭祀料」、式に参列した工事関係者への場合は「御祝儀」と書くことが一般的なようです。また神職、工事関係者ともに車での送迎をしない場合は、「御車料」もしくは「御車代」と書いて交通費を渡すこともあるようです。

ポチ袋とはなんですか?

ポチ袋とは、お年玉や心ばかりのお礼、ホテル・旅館等でお世話になった方への心づけといった少額を包む際に用いられる封筒タイプの印刷金封のことです。お年玉や心付け以外に、友人や知人へ会費等を現金で支払う際に用いられることもあります。

ポチ袋はどのように使ったらいいですか?

水引の印刷があるポチ袋の場合、表面の水引よりも上側に「おとしだま」や「寸志」「御礼」といった一般的に「表書き」と呼ばれる贈る名目を書いて使用します。小さいサイズのポチ袋にお札を入れる場合は、お札を折って入れる必要があります。シールが付属している場合は、シールで封をすることもあります。

結婚記念日のお祝い名称一覧

結婚記念日のお祝いの表書きに名称を入れる場合、銀婚式のお祝いなら「銀婚式御祝」等とすることが一般的です。※名称は異なる場合がございます。

25周年:銀婚式
30周年:真珠婚式
35周年:珊瑚婚式
40周年:ルビー婚式
45周年:サファイア婚式
50周年:金婚式
55周年:エメラルド婚式
60周年:ダイヤモンド婚式

長寿祝の名称一覧

長寿祝の表書きに名称を入れる場合、還暦のお祝いなら「祝還暦」等とすることが一般的です。

満60歳 還暦(かんれき)   
70歳 古希(こき)
77歳 喜寿(きじゅ)
80歳 傘寿(さんじゅ)
88歳 米寿(べいじゅ)
90歳 卒寿(そつじゅ)
99歳 白寿(はくじゅ)
100歳 百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)、紀寿(きじゅ)

御祝、寿、御初雛御祝、御初幟御祝、御贐、御餞別、寸志 漢字拡大

御祝
寿
御初雛御祝
御初幟御祝
御贐
御餞別
寸志

お見舞

お見舞いの時にはどのような金封を使えばいいですか?

お見舞いを包む際に水引付きの金封を用いる場合は、熨斗の付いていない、水引が赤白で「あわじ結び」もしくは「結び切り」のものを用いることが一般的です。また水引付き金封以外にも赤い線が入っているものや、病気見舞い用にお花の絵柄が印刷されているものなどがあります。贈る相手の方との関係性や状況を考慮したうえで、使用シーンや包む金額に合った金封をお選びください。
お見舞いを包む金封に関して詳しくはこちらをご覧ください。お見舞 金封の種類・説明・選び方

お見舞いの時には右上に飾り(熨斗)が付いているものを使ってもいいですか?

お見舞いを包む際には、熨斗の付いていない金封を用いることが一般的です。

病気見舞いの表書きはなんて書いたらいいですか?

病気見舞いの場合は「御見舞」や「お見舞」等の表書きがよく用いられています。
詳しくはこちらをご覧ください。お見舞 表書きの書き方・選び方

災害見舞いの表書きはなんて書いたらいいですか?

災害見舞の場合は「御見舞」や「災害御見舞」等の表書きがよく用いられています。
詳しくはこちらをご覧ください。お見舞 表書きの書き方・選び方

通夜・葬式・法要

どのような不祝儀袋を使えばいいですか?

不祝儀袋は、故人に合わせて選ぶ必要があります。地域や風習、宗教によって用いられる不祝儀袋はさまざまですが、黒白もしくは双銀の水引の付いた無地の不祝儀袋はどの宗教でも使用できると一般的に言われています。ただし、地域や風習、宗旨によって異なる場合がございます。より正確な情報をお求めの方は、まわりの方や、式場・お近くの神社仏閣などへお尋ねください。
不祝儀袋に関して詳しくはこちらをご覧ください。▶︎通夜・葬式・法要 不祝儀袋の種類・説明・選び方

不祝儀袋の表書きはなんて書いたらいいですか?

不祝儀袋の表書きは、宗教や使用シーンによってさまざまです。宗教別・使用シーン別で記載していますので、詳しくはこちらをご覧ください。通夜・葬式・法要 表書きの書き方・選び方

僧侶や神職、教会へのお礼の表書きはなんて書いたらいいですか?

表書きは宗教によって異なりますが、僧侶へのお礼は「御布施」、神職へのお礼は「御礼」や「御祭祠料」、教会へのお礼は「御礼」や「献金」とすることが一般的なようです。また車での送迎をしない場合は、「御車料」もしくは「御車代」と書いて交通費を渡すこともあります。ただし、地域や風習、宗旨によって異なる場合がございます。より正確な情報をお求めの方は、まわりの方や、式場・お近くの神社仏閣などへお尋ねください。

通夜と葬式、両方に参列する場合、不祝儀袋はどちらで渡せばいいですか?

通夜と葬式両方に参列する場合、不祝儀袋は通夜の方で渡すことが一般的なようです。ただし、地域や風習、宗旨によって異なる場合がございます。より正確な情報をお求めの方は、同じ式に参列する方や、故人の身近な方、式場・お近くの神社仏閣などへお尋ねください。

四十九日当日の表書きはなんて書いたらいいですか?

仏教では、四十九日当日、それ以降の表書きは「御佛前」「御仏前」もしくは「御香料」「御供」を用いることが一般的です。

亡くなって時間がたってから知らせを聞きました。表書きはなんて書いたらいいですか?

仏教では、四十九日より前は「御霊前」を使用し、四十九日当日それ以降は「御佛前」「御仏前」を使用することが一般的です。ただし、宗派によっては「御霊前」を使用しないこともありますのでご注意ください。

ハスの絵柄が入っている不祝儀袋はどの宗教でも使えますか?

ハスの絵柄は仏教特有の絵柄ですので、仏式の場合にのみお使いください。故人の宗教がわからない場合は、絵柄の入っていない不祝儀袋を用いることをおすすめします。

御香典、御香奠の違いは何ですか?

「御香典」「御香奠」は「おこうでん/ごこうでん」と読み、同じ意味で使われています。「御香奠」の「奠」には「神仏などへの供え物」という意味があり、本来は「御香奠」とする方が正しいようですが「奠」は常用漢字ではないため代用として「典」が使用されていることがあります。

無宗教の人のお葬式にはどのような不祝儀袋を使えばいいですか?

故人が無宗教の場合は、黒白か双銀の水引のついた絵柄の入っていない不祝儀袋をお使いになって、表書きは「御霊前」としておくとよいでしょう。
※より正確な情報をお求めの方は、同じ式に参列される方や故人の身近な方、式場などへお尋ねください。