マナー講座:結婚式編

結婚式に招かれる側のマナー

結婚式の招待状が届いたら

お父さんからのアドバイス!おめでたい席のことだからこそ、心配りは忘れたくないもの。
結婚式の招待状が届いたら、早めに出席・欠席の返事をしましょう。
【オモテ面】
先様の宛名の下の「行」を消し「様」に直します。
【ウラ面】
1. 「御」を消し、「喜んで〜」「残念ながら〜」等と付け足す
2. もう一方の「御欠席」あるいは「御出席」を消す
3. 「御住所」の「御」を消す
4. 「御芳名」の「御芳」を消す

結婚祝いを渡す

のし袋の選び方と表書き

水引は金銀結び切りの10本結が一般的です。
水引の一例:表書きは、「寿」「御結婚御祝」「御祝」などと書きます。 * 関東では「寿」、関西では「御結婚御祝」と書く人が多いようです。

氏名等の書き方
1-差出人のみの場合。表書きの真下に、差し出す人の名前を書く。 (2)肩書きを入れる場合は氏名の右側に、社名・肩書きを添える。氏名だけではわかりにくい場合などに。
(3)連名の場合右端に目上の人の名前を書き、順次左に並べて書く。 (4)グループで代表者1名の氏名とともに、左側にやや小さく「他一同」と書きます。別紙に個人名を列記し、同封しておきます。
結婚祝いの金額のめやす
  披露宴に出席した場合 披露宴に出席しなかった場合
兄弟・姉妹へ 5〜10万円 3〜5万円
いとこへ 3〜5万円 1万円
甥・姪へ 5万円 1万円
その他の親戚へ 3〜5万円 1万円
上司・先輩へ 2〜3万円 5千円〜1万円
部下・後輩へ 3万円 1万円
同僚・友人へ 2〜3万円 5千円〜1万円
隣人へ 3万円 5千円

上記はおおよそのめやすにしてください。地区により金額が変わる場合があります。

結婚式に子供も一緒に招かれた場合は…

小学生までであれば、子供1人でプラス1万円。
中学生以上であれば大人と同じ御祝い金を。

挙式する側のマナー

結婚式でお世話になった方の御礼を、前もって用意しておきましょう

挙式当日にあわてないためにも、前もって「御祝儀」と書いた袋を用意しておきましょう。
表書きは、「御祝儀」「御礼」「御車代」等がよいでしょう。